ポルシェデザイン クロノグラフ1に限定品が登場。ウォッチメディア「Hodinkee」とのコラボモデル
日本とアメリカを意識した仕様の「Hodinkeeエディション」
今回、発表された「ポルシェデザイン クロノグラフ1 Hodinkeeエディション」の機能や素材は2022年にデビューした新生「クロノグラフ1」を踏襲しますが、細部が異なります。 文字盤の6時位置にある12時間計にはホディンキーの頭文字の「H」が配置されています。これは、かつて多くの軍用時計の文字盤に書かれていた「H3」という表記を模しています。「H3」とは三重水素(=トリチウム)のことで、夜光塗料にこの物質が使われていることを示していました。 ちなみに「クロノグラフ1 Hodinkee 2024エディション」の夜光塗料はトリチウムではありませんが、その色合いはトリチウム夜光がエイジングされて少し黄ばんだ、ヴィンテージ感がある色合いとなっています。この演出は多くのウォッチファンに喜ばれることでしょう。 曜日表記は英語と日本語のどちらかを選択できるほか、多くのクロノグラフに採用されているタキベゼルの単位は「km」ではなく「Mile」表示となります。これはホディンキーが生まれたアメリカを意識した演出です。 またケースバックには「HODINKEE」ロゴとその頭文字の「H」、発売年を示す「2024」、さらに限定数を表す「xxx/350」など、それぞれに意味が込められた文字が刻まれています。 もうひとつ注目したいのが、同じくケースバックに刻まれた「TRILOGY - CHAPTER 1」の文字です。つまり、この「クロノグラフ1 Hodinkee 2024エディション」は、トリロジー(=3部作)の第一章ということになり、今後の展開にも期待できます。
ポルシェの販売店でも注文が可能になる
「クロノグラフ1 Hodinkee 2024エディション」は日本では高級腕時計を扱うショップや三越、伊勢丹といった大手百貨店の時計サロンで全世界350本限定で販売されるほか、全国のポルシェセンターでの注文も受け付けます。また日本販売価格は161万7000円(税込予価)です。 こだわりが詰まった「クロノグラフ1 Hodinkee 2024エディション」は腕時計の愛好家のみならず、ポルシェファンやトップガンフリークにもオススメできる、そんな1本です。 ■ポルシェデザイン クロノグラフ1 Hodinkee 2024エディション 技術仕様 【ムーブメント】 キャリバー:ポルシェデザイン WERK 01.140 機能:クロノグラフ、曜日・日付表示 直径:30.00mm 厚さ:7.90mm 振動数:28,800振動/時(4Hz) パワーリザーブ:48時間 石数:25 その他:スイスクロノメーター認定(C.O.S.C) 【ケース】 素材:チタン 表面仕上げ/処理:チタンカーバイトブラックコーティング、ガラスビーズブラスト加工 直径:40.80mm 厚さ:14.15mm リューズ:ねじ込み式 裏蓋:密封ねじ込み式 ケースバック素材:チタン 防水性能:10気圧(動的防水) 【風防】 素材:サファイアクリスタルガラス(傷防止、両面に7層無反射コーティング、タフコート) 【文字盤】 色:ブラック 表示:9時位置にスモールセコンド、12時位置に30分カウンター、6時位置に12時間カウンター、クロノグラフ針、3時位置に曜日&日付表示窓、英語と日本語による曜日表示 時針、分針、インデックス:パティーナ効果のある特殊なスーパールミノバ夜光塗料を使用 【ブレスレット】 素材:チタン 表面仕上げ/処理:チタンカーバイトブラックコーティング、ガラスビーズブラスト加工 クラスプ:微調整が可能なチタン製フォールディング式
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