必勝祈願のだるまで祝福 教え子が木村監督へ /福島
<センバツ高校野球> 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する磐城の木村保監督の元へ24日、かつての教え子7人が訪れ、必勝祈願として縁起だるまで有名な「高崎だるま」を贈った。木村監督は「改めていろいろな人に支えられていることを実感した」と笑顔を見せた。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 この日、磐城ナインは、いわき市平上荒川の平野球場で紅白戦を行った。球場には、木村監督がいわき総合高校(いわき市)で野球部長を務めていた時の部員7人が、恩師のセンバツ出場を祝福しようと集結。「白球有情」「汗魂守翔」の文字が書かれただるまを手渡した。 エースだった宮下淳さん(33)は、木村監督について「自分たちに寄り添ってくれる兄のような存在だった。チームワークや真剣に物事に向き合う大切さを教えてもらった」と話した。そしてナインに向け「大舞台で存分に野球ができることを楽しんでほしい。悔いのない戦いを」とエールを送った。【磯貝映奈】