【ジーコに常勝復活を託された男・鈴木優磨に課せられるもの(2)】勝負の5月3連戦。広島・神戸との試合を控える重要な1週間で鈴木優磨は何をすべきか
「この連戦は今年の(J1)の順位を占う形になるんじゃないかなと、そのくらいの僕は重きを置いてる連戦なんで、今日引き分けてしまいましたけど、負けてないっていうのをポジティブに考えなきゃいけない」 ■【画像】東京V戦で3点リードしながら同点に……試合後の選手の表情とは■ 守備の要・植田直通も語気を強めていたが、鹿島アントラーズは目下、重要な連戦の最中にいる。今回3-3で引き分けた5月12日の東京ヴェルディ戦の後は、15日のサンフレッチェ広島戦、19日のヴィッセル神戸戦が控えているのだ。 ご存じの通り、広島は鉄壁の守備を誇るチーム。5月6日の名古屋グランパス戦で今季初黒星を喫したが、10日の横浜F・マリノス戦がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の関係で延期になり、1週間以上の入念な挑戦を経て、ホームで鹿島を迎え撃つ格好だ。 「相手はフレッシュな状態で来る」と植田も話した通り、東京V戦で勝ち点2を逃し、さらに試合間隔が中2日で移動を伴う鹿島とは環境が大きく異なる。チームの底力が試されるのは、まさに今なのだ。 広島の堅守をどうこじ開けるか…。そこが勝敗のカギになるのは間違いない。となれば、やはりチーム最大の得点源である鈴木優磨には確実に仕事をしてもらわなければいけない。東京V戦ではPK1点のみだったが、できれば5月3日の湘南ベルマーレ戦以来の流れの中からのゴールがほしいところ。背番号40に託されるものは非常に大きいのだ。
■チームの苦境
ご存じの通り、鹿島はジーコが在籍していたJリーグ創成期から数々のタイトルを取り続け、常勝軍団としての地位を確立してきたが、2018年ACLタイトル以降は一度も頂点に立てていない。アカデミー出身の鈴木優磨はそんな栄光と屈辱の日々を誰よりもよく理解しているはず。だからこそ、チームが苦境に立たされるたびに苦言を呈し続けてきた。 「このままじゃダメ」「まだまだ弱い」といった歯に衣着せぬ発言が出るのも、「常勝軍団を再建しなければ、栄光の歴史を築いてきた先輩たちに申し訳ない」という思いが強いからに他ならない。今こそ、そういった危機感をチーム全体に共有させ、闘志を奮い立たせるべき時なのだ。 広島を撃破して初めて首位・神戸と互角の立場で対峙できる状況になる。神戸とのホームゲームと言えば、昨年4月15日の1-5の大敗の記憶があまりにも鮮明だ。鈴木優磨にとっては鹿島の先輩に当たる大迫勇也に2点を決められ、力の差を見せつけられたこの一戦と同じ轍を踏むわけにはいかない。鹿島のエースとして大迫を上回る存在感を示すべく、ここからより凄みを増していくことが必要なのである。
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