韓国サッカー界トップに行政機関の長が退陣を推奨「自ら進退を決めるのが名誉ですよ」
韓国・文化体育観光部(※)のユ・インチョン長官が、大韓サッカー協会(KFA)のチョン・モンギュ会長に対し、メディアを通じて退陣を迫った。韓国『スポーツ朝鮮』などが伝える。 KFAは管轄の韓国代表に関し、ホン・ミョンボ監督選任の経緯が不透明などとして批判を浴び、関係者の国会召喚も取り沙汰される状況。無論、矛先はチョン・モンギュ会長に向く。 これに付随した不透明な“カネの流れ”にも疑惑の目が向けられ、代表チームの閉塞感も伴って逆風が強まる一方というKFA。とうとう行政機関の長が同会長へ退陣を促した。 表題にある文化体育観光部のユ・インチョン長官は20日、CBSラジオの取材に応じ、「チョン・モンギュ会長は4選を目指していますが、国民世論を考慮するなら、自ら進退をハッキリさせるのが名誉ですよ」と発言。 KFAは来年1月に会長選挙が実施される予定で、現職のチョン・モンギュ会長が当選なら2期目、通算では4期目ということに。ただ、前述の発言は、明らかな退陣勧告である。 韓国代表は10月、2026年W杯アジア最終予選B組第3~4節で、10日にヨルダン代表戦(A)、15日にイラク代表戦(H)を戦う。 (※)日本でいうスポーツ庁の役割を担う
超WORLDサッカー!