「絶望的につまらない時代」ーー“Mr.やりたい放題”ケンドーコバヤシの流儀
「万が一、(アンジャッシュの)渡部が吹っ切れて『スケベおじさんでーす』みたいなキャラで帰ってきたら、俺なんかすぐに失職するでしょうね。各局のプロデューサーから『お前みたいなまがい物は要らないよ。こっちには本物がいるんだよ』って言われて。そうなったらお恥ずかしい話ですが、傘下に入るしかないでしょうね」 下ネタのスペシャリストを倒せるのは「本物」しかいない――。 ケンドーコバヤシは人々を煙に巻くいつもの口調でそう言い切り、少し微笑んだ。お笑い界に名高い「Mr.やりたい放題」は、これからも虚実ないまぜのファンタジックな笑いで人々を魅了する。
ケンドーコバヤシ 1972年生まれ。大阪NSC11期。現在のレギュラー番組は、テレビ大阪「二択の王国」、読売テレビ・日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW極」、MBSラジオ「アッパレやってまーす!」水曜担当、FM大阪「TENGA茶屋」。“地上波では絶対に観られない、令和最大の問題作”と銘打った「ほんトカナ!? ケンドーコバヤシの絶対に観ないほうがいいテレビ!」がAmazonプライムなどで配信開始