生瀬勝久、九死に一生の経験経て役者の道へ 母親の言葉に「すっごく理解があった」としみじみ
俳優の生瀬勝久が9日放送のテレビ大阪『大阪おっさんぽ』(毎週土曜 後6:58 ※関西ローカル)に登場し、役者を目指す経緯を語った。 【番組】ドラムの腕前を披露する橋下徹氏 生瀬は、MCを務める黒田有(メッセンジャー)、ゲストの橋下徹氏と共に大阪・谷町を散策。「谷町最強B級グルメ」と気になる看板が掲げられた居酒屋に入店し、ご飯にペペロンチーノをかけた新感覚料理「ぺぺ飯」を食べることになった。そこで、生瀬が役者に進むことになった経緯が話題に上がる。もともと、学生演劇をやっていた生瀬だったが、一度は就職を決めた。しかし、芝居を続けたいと、バイトをしながら演劇への道に進むことになったと言う。 「(親の)反対はもちろんあったでしょ?」を聞く黒田に対して、生瀬は「20歳の時にバイクで事故を起こしまして、死にかけた」と告白。1ヶ月の入院が必要な、九死に一生の経験を経て「そこから人生観が変わった」と振り返った。事故前は「偏差値の良い大学にはいって有名な企業に入るのが、人生のレールだと思ってた」とし、「就職、決まった時に、誓約書に名前を書いた時に、“はっ”と気付いて、“このままお芝居辞めちゃうんかな”と思うと、ものすごくさびしくなった」と回想。就職のサインを書いた後での方向転換に、黒田も驚いていた。 生瀬は、「お芝居を続けさせてくれ」を訴えた際に、母親から「あんたは20歳の時に死んだ子やと思うわ」と言われ、役者の道に進むことを認めてもらったことを打ち明け、「両親ともすっごく理解があって」としみじみ語った。 また、橋下は子育てについて、生瀬に相談。生瀬の話に感銘を受け、「このまんま子どもに見せます」と話していた。 TVerで見逃し配信中。