「一から自分を見つめ直した」「僕には全くの無縁だと…」両リーグ最多5人選出のソフトバンク勢が受賞に感慨【三井ゴールデングラブ賞】
◆三井ゴールデン・グラブ賞授賞式(28日、帝国ホテル) パ・リーグを制したソフトバンクからは7度目の甲斐拓也捕手とリバン・モイネロ投手、一塁手部門で山川穂高内野手、三塁手部門で栗原陵矢内野手、外野手部門で周東佑京外野手の両リーグ最多5人が選出された。甲斐以外は全員が初受賞となった。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 2年ぶり7度目の受賞となった甲斐は「もう一度、一からしっかり自分を見つめ直して、まずは守備からしっかり取り組んでいこうと。そう思ったシーズンだった。本当にたくさんの方の支えがあってのこと。たくさんの方に感謝したい」としみじみ話した。 表彰式は欠席となったモイネロはメッセージを寄せ「このような賞をいただけてとても光栄です。チームのために投げることが自分の仕事ではありますが、1人では取れない賞。これからも変わらずチームのために、そしてファンの皆さんに喜んでいただけるプレーをしたい」とした。 11年目での初受賞となった山川は「僕には全くの無縁だと思ってましたので、本当に光栄に思います。凡ミスも何個かしてしまったので、来季はそういうことがないように」と先を見据えた。 捕手で入団した栗原は、外野も経験した上で三塁手でも受賞。「やっぱりまだまだ捕手で取りたい気持ちがあるので、頑張りたいと思います。しっかりと練習していきたい」と話し、会場を驚かせていた。 周東は「本当に一番欲しい賞だったので、とてもうれしい。毎年いろいろなポジションを守りながら試合出てる中で、今年はセンター1本で行かせていただいて、非常にやりやすかった」と振り返った。 選考は全国の新聞、通信、放送各社のプロ野球担当者の投票で行われた。有効投票数はセが298票、パ259票。最多得票はセ・リーグが二塁手部門の吉川尚輝内野手(巨人)の232票、パ・リーグが外野手部門の辰己涼介外野手(楽天)の220票。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社