ヴェネツィア映画祭、泥沼裁判中のブラピとアンジーが合わないように特別措置?
ふたりのスターがそれぞれ映画をヴェネツィア国際映画祭で発表する中、映画祭の主催者は、司法闘争の最中にある元夫婦が顔を合わせないよう特別な配慮をした。 【画像】ヴェネツィア国際映画祭に登場したアンジェリーナ・ジョリー! 彼らはヴェネツィアで顔を合わせることはないだろう。法廷闘争のさなかで、弁護士を介してしか話さないアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの両方がヴェネツィア国際映画祭に招待されている。イベントの主催者たちは、ふたりが接触しないよう特別な措置を講じた。実際、アンジェリーナ・ジョリーは映画祭のコンペティションに出品されているマリア・カラスの伝記映画『マリア』を宣伝するために参加し、一方でブラッド・ピットは、友人のジョージ・クルーニーと共演するクライムコメディ『ウルフズ』のプレミア上映に臨む予定だ。 最近の「ヴァニティ・フェア」のインタビューで、ヴェネツィア国際映画祭の芸術監督アルベルト・バルベラは、元夫婦の映画がプログラムで重ならないよう特別な配慮をしたと説明した。彼によれば、アンジェリーナ・ジョリーは映画祭の初日である8月29日に到着し、その後すぐに映画『マリア』の監督パブロ・ララインと共にコロラド州のテルライド映画祭へ向かう。一方、ブラッド・ピットは土曜日にヴェネツィアに到着する予定で、ヴェネツィアでふたりが顔を合わせる可能性はないという。
分裂した家族
アンジェリーナ・ジョリーは、ブラッド・ピットとの9年間の交際と2年間の結婚生活の間に、合計6人の子どもをもうけた。子どもたちは、マドックス(22歳)、パックス(20歳)、ザハラ(19歳)、シャイロ(18歳)、そして双子のノックスとヴィヴィアン(15歳)。しかし、家族は2016年9月14日の飛行機での口論をきっかけに分裂した。 その後、成人した夫婦の子どもたちは、両親の法的争いでそれぞれの立場を選択した。ヴィヴィアンは母親と共に携わったミュージカルのクレジットから父親の姓を外すことを選び、姉のザハラは2023年11月に「ジョリー」の姓で大学に入学した。18歳になったばかりのシャイロも、2024年8月に正式に父親の姓を法的に削除する許可を得た。離婚以来、ブラッド・ピットは子どもたちに対して「面会権」しか持っておらず、彼らとの関係は良好ではないようだ。
text: Elisa Cantaux (madame.lefigaro.fr)