12年ぶりの対戦に井上拓真「熱い試合を」、堤聖也「自信を持って」 13日の世界戦
プロボクシングの7大世界戦と那須川天心の初タイトル戦（13、14日＝東京・有明アリーナ）の最終会見が11日、東京都内で行われた。WBA世界バンタム級王者の井上拓真（28）＝大橋＝は13日に3度目の防衛戦で同級2位で同学年の堤聖也（28）＝角海老宝石＝の挑戦を受ける。 井上拓は「コンディションはすごくいい感じ。体重も問題なく落ちている。自分の目標である統一戦に向けて負けられない第1戦なので、堤選手に集中してしっかり勝ちたい」と力を込めた。 2人は高校2年の夏、高校総体準決勝で闘い、井上拓が勝利した。12年の時を経て舞台を大きくして再び拳を交える。井上拓が「同級生同士のバチバチの試合になると思う。いろんな（対戦）カードがある中で一番盛り上がる、一番熱い試合をしたい」といえば、リベンジを目指す堤は「コンディションはすごく順調。地道な練習をコツコツコツコツやってきた。やることやったので、自信を持ってリングに上がりたい。生きてきたものが、リングに出ると思う」と宣言。「とにかく世界をとる」と誓った。
