「志望校と違う大学を勧める」「お金の話ばかり…」 受験生が親に言われたくないことは?
親に感謝していること
一方、親にしてもらってうれしかったことは? 食事を一緒に作る、親とおしゃべりするといった、親にとっては当たり前にしていることに、子どもたちは感謝を感じているようです。 ■信じてくれた ・勉強のことには干渉せず信じてくれた ・「あなたの人生だから」と進路選択を任せてくれた ■生活面などでサポートしてくれた ・決まった時間に食事を作ってくれたこと。勉強のリズムを整えやすかった ・勉強中におやつや飲み物を持ってきてくれた ・おいしい食事を作ってくれた ・毎日、塾の弁当を作ってくれた ・塾の送り迎えをしてくれた ・お金のことは言わず、塾の授業も大学も好きに受けさせてくれた ・話にとことん付き合ってくれた ・遠方の受験に付き添ってくれた ■精神的に支えてくれた ・受験当日の弁当に好きなものが入っていてうれしかった ・進路の話をしっかりと聞いてくれた ・よく励ましてくれた ・勉強以外のおしゃべりが気晴らしになった ■勉強や受験をサポートしてくれた ・願書を出すなど、勉強以外のことはやってくれた ・勉強に集中できるように、ホテルの予約などをしてくれた ・出願日や受験日をきちんと管理してくれた ・後がなくなったときに、ほかの選択肢を一緒に探してくれた ■うれしかった言葉/態度 ・全力を出していればどこの大学でもいいよ ・自分が行きたい道に進めばいいよ ・とにかく見守ってくれた ・あなたならできる!
河合塾・鈴木さんから
励ましの言葉が力になることもありますが、神経質になっている受験期は、保護者の方の普段とは違う態度は、いつも以上に敏感に感じ取られてしまいます。だからこそ、普段と変わらない態度を心がけることが一番です。 いつも通りに「おはよう」とあいさつし、笑顔で送り出し、いつも通りの温かい食事を用意する。いつも通りの日常を続け、家の中を安心できる場所にすることが、何よりのサポートになるのではないでしょうか。