「全日本プロレスの未来はずっと明るいぞ」身長200cmの逸材・綾部蓮が王道トーナメントを制して頂に立つ!世代交代に成功したゼンニチが20代の力で驀進!
マイクを取った綾部は「宣言通り、王道トーナメントの頂(いただき)に立った。確かに最高だ、ただ!次に獲りに行かなければならないものがあるよな?」と解説席に座っていた現三冠ヘビー級王者・青柳優馬をリングに呼び出して挑戦表明。 これを受けた青柳は「次の10月22日、場所は同じここ後楽園ホールで、受けてやろうじゃないの」とベルトを掲げながら王座戦の日程まで決めるが、綾部はこれに不満顔。 綾部が「その偉そうな上から目線はなんなんだ?お前は王道トーナメントで8年連続で1回戦負けだよな?そのトーナメント俺は優勝してんだ。上から偉そうにもの言ってんじゃねーぞ」と口撃すると、青柳は途端にへりくだって「綾部さん、来月の10月22日、こちらの後楽園ホール大会にて、1回戦敗退したこの愚かな私めが持つ三冠のベルトに挑戦していただけないでしょうか?」と言い直す。 綾部が「いいでしょう。青柳優馬、よく言えました」と青柳の頭を撫でると、青柳は「今日はこのぐらいで勘弁しといてやる」と捨て台詞を残して足早にリングを去った。 綾部は1,473人(札止め)が集まった会場を見渡し、「こうやって、たくさんお客さんが来て、全日本プロレスいい感じだよね?ただ安心しろ!今後もこの全日本プロレスの未来はずっと明るいぞ?なぜなら!この俺、綾部蓮がいるからだ。王道トーナメントの頂に立ち、次に三冠のベルトを取る。すなわち、全日本プロレス、はるか高き頂に立つ男は!この俺!綾部蓮だ!」と叫んで堂々と大会を締めた。 綾部は2020年9月にTAKAみちのく率いるJUST TAP OUT(現:JTO)でデビューし、200cmの身長を武器に活躍して話題をさらう。全日本にも石川修司のパートナーとして継続参戦を続けてきたが、自ら入団を直訴して今年3月に全日本所属に。現在は20代の未来ある選手たちが集ったユニット【ELPIDA】の中核を担っている。 キャリア10年未満の選手たちが中心となって盛り上げ続けている全日本は、これからさらなる黄金期を迎えていくだろう。