「マジ勝者俺達しかいないから」金沢大学アメフト部 地域の子どもたちとの交流を深め愛されるチームへ
屈強なアメリカンフットボール部の学生たちが、率先して地域の子どもたちとの交流を深めています。 【写真を見る】「マジ勝者俺達しかいないから」金沢大学アメフト部 地域の子どもたちとの交流を深め愛されるチームへ 激しいコンタクトプレーと緻密な頭脳戦でゴールを奪い合うアメリカンフットボール。北陸の学生リーグを長年けん引するのは、金沢大学エバーグリーンです。 関東や関西の名門チームに比べ、部員の確保や練習設備などの面で恵まれた環境とは言えない中、それでも勝ちにこだわるアスリート魂を持ち続けます。 赤塚元春主将「選手1人1人が夢として、目標として持って活動しないとチームは衰退していくので、そこは常日頃上を目指すように部員一同やっている」」 ■地域に愛されるチームを目指し、子どもたちと関わる そんな学生たちが大切にしているモットーが、地域との結びつき。大学近くの小学校では、アメフトを取り入れた授業で指導を買って出たり、登下校時の子どもたちを見守ったりと、地域に愛されるチームを目指し積極的な関わりを続けています。 定直勇太主務「普段からどうやったらたくさんの人に応援してもらえるかなとか、サポートいただけるかなということを普段から考えていて、いろいろな人にチームを知っていただきたい。地域の皆さんのサポートがあってこそできている活動だと思うので、それを地域の皆さんに還元したいという思いから地域貢献活動には力を入れている」 ■子どもを試合会場に招いてスタンドを緑色に 活動に賛同した市内の自動車学校の協力を得てことし初めて企画した取り組みが、子どもたちを試合会場に招き、スタンドをチームカラーの緑色に飾るオールグリーンプロジェクトです。 赤塚元春主将「最後に俺らがあそこで勝って観客席にあいさつしている姿、勝ってこのフィールドに立っている姿を全員がイメージし続けろ!」 試合直前、チームの士気は最高潮に達します。 ■「マジ勝者俺達しかいないから。絶対勝つぞ!」 「マジ金大のプライドかけて、マジ勝者俺達しかいないから。絶対勝つぞ!」 今シーズン最後の公式戦となった福井県立大学との一戦。エバーグリーンの選手たちが躍動します。