堺市長選挙 竹山氏あいさつ全文「堺は大阪都構想に入らない」を再度確認
堺市長選挙 竹山氏あいさつ全文「堺は大阪都構想に入らない」を再度確認 撮影:柳曽文隆 THEPAGE大阪
任期満了に伴う堺市長選は24日夜、無所属で自民、民進、日本のこころが推薦する現職の竹山修身氏(67)が、地域政党・大阪維新の会の新人で元大阪府議会議員の永藤英機氏(41)を破り、3選を確実とした。竹山氏は当選確実の一方が入った同日午後9時半すぎ、バンザイを繰り返した後、次のようなあいさつを行った。 【拡大写真と動画】堺市長選挙 現職の竹山氏が当選確実
今回の投票率をみて反省もしております
この戦いは堺の自由と自治を守る、そして、堺は大阪都構想に入らない。これを皆様方とともに再度確認した戦いでございました。そして、いろいろなデマや中傷、印象操作、それらに打ち勝った戦いでもあったと思います。 しかし、私たちは今回の投票率をみても、もっともっと真摯に市民の皆さんにはたらきかけて、説明しなければならない、そのような反省もしております。 今回の都構想の議論を契機に、もっともっと堺が政令指定都市としてどのように発展していくのかということを堺市民全体に私たちがお知らせする、そして、大阪府や大阪市さんとしっかりと連携していく。連携するとこは連携していく。そして府民、大阪市民、堺市民、みんな一緒になって元気な大阪をつくっていく。 都構想はおいて、大阪を再度元気にする。ぜひ、知事さんも大阪市長さんもこの堺市長選挙を契機に、トータルで府民市民、関西をどうあるべきかということを一緒に議論したいと思います。よろしくお願いします。
政令指定都市・堺をさらにのばしていく
私は3月7日の出馬表明以来、昼は公務にまい進して、夜は地域にでかけてタウンミーティングをしました。そして市民のみなさんに「竹山はこういう街を8年間目指してやってきて、次の4年はこういうことをやりたいんだ」とお示ししたんです。そして、その結果きょうの勝利に結びついたと思います。 私は今回の結果を真摯に受け止め、誠心誠意、堺市の発展、政令指定都市・堺をさらにのばしていく、それをみなさまがたと一緒にやっていきたいと思います。