甲斐拓也のFA人的補償は? 巨人のプロテクトリストを徹底予想(2)“当落線上”と目される投手は…?
福岡ソフトバンクホークスからフリーエージェント(FA)権を行使した甲斐拓也が読売ジャイアンツへの移籍を決断した。甲斐はFA制度においてBランクに該当するとみられており、ソフトバンクは巨人に「金銭補償のみ、または人的補償の選手1名+金銭補償」を求めることができる。今回は、巨人のプロテクトリスト28人を予想。ここでは、プロテクト当落線上に位置すると思われる投手を取り上げたい。 【表】巨人のプロテクトリスト予想一覧
田中千晴
ルーキーイヤーの2024年は30試合に登板した田中千晴も、やむなくプロテクト外とした。 国学院大から2022年ドラフト3位で入団し、プロ1年目は30試合の登板で2勝3敗3ホールド、防御率5.51を記録。 しかし、2024年は3試合の登板にとどまり、オフには右肘のクリーニング手術を実施するなど、不本意なシーズンを過ごした。 それでも、189センチの長身から繰り出される150キロ超のストレートは大きな魅力となるだけに、プロテクト外となれば注視され得る存在だ。
伊藤優輔
プロ4年目の2024年、念願の一軍デビューを果たした伊藤優輔。一軍実績の少なさと27歳という年齢を鑑みて、泣く泣くプロテクト外と予想した。 2020年ドラフト4位で入団も、プロ1年目のオフに右肘内側側副靭帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を受け、育成契約に。 2024年のシーズン途中に支配下復帰し、一軍では8試合の登板で防御率1.04の数字。二軍でも40試合の登板で4勝0敗14セーブ、防御率1.29の好成績を残している。
ベースボールチャンネル編集部