子ども1人の大学進学で400万円かかると言いますが、国立大の自宅通学なら最安で済むと思います。どのくらいの額に収まるでしょうか?
自宅通学で減らせる費用
子どもが自宅通学を行うことで削減できる費用は、家賃・生活費・交通費です。 自宅通学を行えば家を借りる必要がなく、その分家賃を減らせます。月々の家賃の支払いがないのは、費用の削減に大きな効果をもたらします。家を借りる際の初期費用や家具・家電を購入する費用がかからないのも大きいです。 生活費は、1人暮らしよりも複数人で同じ家で生活する方が少なくなります。食事は大人数の分を一度に作ることで材料費が少なくなり、水道・光熱費やインターネットの通信代も共用できます。 交通費の削減は、自宅から通える距離に大学があることが前提ですが、行事ごとで帰省する必要がなくなります。大学と実家の距離が離れているほど、盆・正月・GWの帰省にかかる費用もかかるので、削減効果は思った以上に大きいです。
国立大学の自宅通学は費用削減効果が大きい
大学の学費は、国公立大学と私立大学では大きな違いがあります。大学進学費用の削減を目指すならば、国公立大学への進学は大きな意味があります。 自宅通学による費用削減の効果も思った以上に大きいです。子どもの希望や大学の合否などによって、全てを思った通りに進めるのは難しいと思いますが、選択や工夫次第で削減できる費用が大きいのもまた事実です。 出典 文部科学省 国公私立大学の授業料等の推移 株式会社スムーズ 大学生の一人暮らし、初期費用はどれくらいかかる? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部