【NFL】QBマレーが“MVP級のシーズン”を送ることに自信を示すカーディナルスTEマクブライド
クオーターバック(QB)カイラー・マレーが健康な状態でオフシーズンを過ごしている今、アリゾナ・カーディナルスには好機が到来しつつあるのだろうか?
カーディナルスのタイトエンド(TE)トレイ・マクブライドは現地25日(火)に『NFL Network(NFLネットワーク)』の“The Insiders(ジ・インサイダース)”に出演した際、オフシーズンプログラムでカーディナルスのスターQBであるマレーとともに過ごした経験から、マレーが2024年にMVP級のパフォーマンスを再び発揮できるようになると確信していると語り、アリゾナの盛り上がりぶりに拍車をかけた。
マクブライドは「彼と一緒にプレーするのは今年で3年目だけれど、これまで以上にやる気に満ちているように見える」と話し、こう続けている。
「彼はみんなをまとめるタイプで、毎週末に一緒にキャッチボールをしているし、みんなを集めている。彼はビルに一番乗りして、最後に出て行くんだ。何事も正しい方法でやるタイプの選手だ」
「彼がこんなに自信に満ちあふれているのを見たのは初めてだ。今年は俺も彼も完全に健康な状態でシーズンを迎える初めての年だし、すべてが順調に進んでいると思う。彼には多くの武器がそろっているし、 MVP級のシーズンを達成できると確信しているさ」
マレーがMVP級の才能を持っていることを証明したのは、そう遠い過去のことではない。それは2021年シーズンのことであり、当時、カーディナルスは7勝0敗という好スタートを切ったものの、マレーがシーズン途中にケガを負ったことで勢いを失っている。その後、チームはプレーオフ進出を果たしたものの、マレーとカーディナルスが魔法のようなパフォーマンスを取り戻すことはできなかった。その苦戦は翌シーズンにも続き、マレーがシーズン途中にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂によって離脱したことで、カーディナルスは4勝でシーズンを終えており、最終的にチームの体制変革につながった。