ソラナ、SNSアプリでの暗号資産取引を可能にする新機能「Blinks」「Actions」を追加
新機能で可能になること
そこでソラナの新機能の出番だ。 「ソラナのアクションとブリンクは、インターネット上のあらゆるウェブサイトやアプリケーションをオンチェーンインタラクションの流通ポイントにすることを可能にし、メインストリームへの普及という目標達成に向けて前進させる」とソラナ財団のエコシステムエンジニアリング責任者ジョン・ウォン(Jon Wong)氏は語った。 例えば、Xの投稿に特定のミームコインを参照する「アクション」を埋め込むことができる。その投稿を見たユーザーは、それをクリックするとすぐにソラナ上で取引を開始し、トークンを自分のブロックチェーンウォレットに追加できる。 ユーザーは「ブリンク」(「ブロックチェーン」と「リンク」を合わせた単語)を使って、他のユーザーのアクションを自分のフォロワーと共有することもできる。 「あなたのXフィードから、NFTを買ったり、クリエイターにチップを渡したり、お金を受け取ったり、投票したり、ステーキングしたり、スワップしたり、その他いろいろできる」とDialectの創設者クリス・オズボーン(Chris Osborn)氏は述べた。 アクセシビリティは長い間ブロックチェーンの弱点であり、ソラナの新機能もその解決を目指すものだ。ブリンクとアクションは、例えばコインベース(Coinbase)のBaseブロックチェーン上のソーシャルプラットフォーム「Farcaster」に酷似している。 Farcasterのユーザーは投稿にブロックチェーンアセットへの直接リンクを簡単に埋め込むことができ、Web3パブリッシングプラットフォームMirrorのクリエイターが手がけるユーティリティ「Kiosk」のようなFascaster専用のクライアントは、ブリンクのようなCTA(コールトゥアクション:行動喚起)をセールスポイントの中核にしている。 Farcaster、Kiosk、ソラナはいずれも、ソーシャルメディアプラットフォームが暗号資産文化の最前線にあり、ユーザーがミームやニュース、取引機会を交換する場所であるという事実に明らかに駆り立てられている。