《衝撃》湖で写った群れ「見える点はすべてブラックバス」
ライブスコープがすべての釣りの効率をアップさせる
ライブスコープの登場で、今まで想像でしかなかった水中の世界が明らかになってきている。ライブスコープが効果的なシチュエーションは? と聞くと、大津さんは『すべて』と返す。 大津「巻きだろうがフィネスだろうが、すべて映しながらやってます。例えばパワーフィネスでも魚が寄ってこなかったら他の場所に入れるし、寄ってきたらずっとシェイクします。カバースキャットなどでは、ルアーが映っていなくても沈んでいる場所を把握しておいて、魚が通りかかった瞬間にジャークしたり。巻きモノを巻いてきて、チェイスしてUターンしたからスピードを変えてみると食ったり。これまで時間がかかっていた釣りの効率が一気に上がるんです」 【画像キャプション】上部に見える点はすべてバス! 西湖で映ったバスの群れ。釣れなくなったと言われる昨今だが、意外にもバスは水中にいたりする。「ライブスコープの登場で、これまでの常識がどんどん覆されていっています」
ライブスコープに映る仕組み/水の比重と離れているものほど映りやすい
ライブスコープは、水の比重と離れていればいるほど映りやすい特徴がある。つまり、比重の重い金属、そして比重の軽い空気が入っているものはよく映る。金属リップと広い空気質のあるクランキーダーターなどはバッチリ映るのだ。 【画像キャプション】まずは魚探に映りやすいルアーでライブスコープの釣りを覚えていく。アラバマリグも映像にガッツリと映るので使いやすい。
金属リップのクランキング
まずは映りやすいルアーで追わせて食わす。立木やブッシュなど、わかりやすいカバーを見つけたら、そこにクランキーダーターなど映りやすいルアーを通してみる。魚もルアーもしっかり確認できるので、ライブスコープを導入したての人はこのあたりから始めてみるのがおすすめ。 【画像キャプション】クランキーダーター100(ティムコ)、T.D.ハイパークランク1064Ti(DAIWA)
スプーニング
カバー下にいてもディープまで追ってバイト。メタル製なのでライブスコープの映りは抜群。浮き桟橋などにスライドフォールさせるのが一般的な使い方。カバー直下にいても、フォールするルアーを急激に追っていき、水深6mで食う、なんてこともある。 【画像キャプション】中層にいるバスが食うわけじゃなく、カバー直下のバスが下まで追って食うのがビッグスプーン。ライブスコープをやってわかる事実だ。