【RIZIN】篠塚辰樹 K-1甲子園覇者に1RKO勝利!試合後にヒロヤと額を合わせる危険なにらみ合い
◇RIZIN DECADE(2024年12月31日 さいたまスーパーアリーナ) 格闘技イベント「RIZIN DECADE」(さいたまスーパーアリーナ)が31日に開催された。第1部「雷神番外地」の第5試合で元Krush王者の篠塚辰樹(剛毅會)がK-1甲子園優勝者でブレイキングダウンでも活躍する野田蒼(月心会チーム侍)にキックボクシングルールで1RKO勝利。2年連続で大みそか白星を飾った。これで朝倉未来軍3勝、平本蓮軍2勝となった。 【写真あり】冨沢大智のキックに防戦一方の三浦孝太 1Rだけで圧倒的実力差を証明した。いきなり左手のみでダウンを奪うと、その後も距離を制して左のパンチでダウンを奪った。最後はラッシュでKO勝利を飾った。 試合後にはヒロヤに宣戦布告。リングに上がったヒロヤと額を合わせる危険なフェースオフが行われた。 篠塚はボクシングでアマチュア時代にインターハイベスト8の戦績を残し、プロボクシングデビュー。18年2月にキックボクシングに転向し、”キックの神童”那須川天心と同じTEAM TEPPEN所属として18年2月にRISEでプロデビュー。21年3月にK―1初参戦し、23年10月にKrushフェザー級王者に輝くと大みそかではブレイキングダウンの実力者・冨澤大智からダウンを2回奪うなど完勝の内容で判定勝利を飾った。 今年3月にK―1グループとの契約満了。4月の「RIZIN.46」ではバンデージのみを巻いて素手で戦うベアナックルルールで完勝を収めた。 そして今回は平本蓮軍の一員として、朝倉未来軍VS平本蓮軍の全面対抗戦に出場。対戦相手は同じK―1グループ出身の野田蒼と対戦。 「かわいそうっすよ、野田くんが。でも他の選手が(自分との対戦を)断ってばっかりでやってくれないんで。そこで大みそかというチャンスをものにした野田くんはいいんじゃないですかね。大みそかって誰でも出られるもんじゃないし、みんなが目指しているところなんで。何があっても俺だったら出るっすけどね。それでも怖くて出なかったんで、みんな。そのへん野田くんは頑張ってるんじゃないですか」と評価しながらも、「でも組まれた試合だからちゃんとぶっ飛ばすから。みんな楽しみにしてて」という余裕の言葉通り、2年連続大みそかで勝利した。