着なくならず「かえって着回せる」柄パンツの選び方|失敗しないポイントは「柄以上にベースの色」
【POINT】選びの秘訣は「白黒ベースの間隔広め」 高揚感をもたらす一方で、派手さが気になる柄アイテム。選びの方向は、柄の主張やあどけなさが「ちょうどよく」なる、ピッチが広いもの。そのうえで、コーディネートの応用が利く白や黒が軸色のタイプ。失敗しない視点で選び抜かれたパンツを実際に着回しながら効果測定。 ≫【この記事の写真・柄アイテムのプライスや詳細▶スタイリングも含めた全16点の一覧】合わせやすいから「着なくならない」柄パンツの選び方「オフィスシーンにも対応する」着回しコーディネート ■着回すアイテム 花柄が大人びる「光沢感のあるシルクパンツ」 白花柄ワイドパンツ/キャバン(キャバン 丸の内店) シルク100%の美しい光沢とドレープ感。柄が細かいと若くなりがちなため、大きめが理想的。オン/オフを問わず、装いに華やかさを加える花柄。応用がきくモノトーンベースのボトムで、素材に光沢感をそなえたものが洗練度に寄与。 ■着回しコーディネート.1 【タイトな黒で「さらに大人っぽく」】 ≫シルエットにメリハリをつけプリントの存在感をいっそう引き立てる 花柄パンツは着まわし。黒リブニットトップス/någonstans レザーバッグ/フランツロアー(デ・プレ) パンプス/MANGO パンツのワイドシルエットにシャープなメリハリをつける、黒の地厚なリブニット。とことんシンプルなデザインながら、生地の厚さとマットな質感で薄手のサテンパンツに陰影をつけ、いっそう大人な深みを演出。小物もレザーをチョイスして、よりレディなムードに。 ■着回すアイテム 落ち着いた色・形のドット柄スカート 白+黒ドットサテンスカート/SeaRoomlynn すそ幅が広がったマーメイドライン。シワになりにくく光沢のあるサテン地。さわやかさをもたらすドットにおいても、細かい柄だとやや幼い印象に。強さにつながる存在感を得られる大きめな粒+ピッチも広めで選ぶのが吉。 ■着回しコーディネート.1 センシュアルな透け感を「好感度高く」 ≫かたさのとれたモードな雰囲気に ドットスカートは着まわし。黒シアーニットトップス/ゲミニー(ウィム ガゼット ルミネ新宿店) 中に着たキャミソール、スニーカー/ともにグラフペーパー(グラフペーパー 東京) バッグ/TODAYFUL(Life’s 代官山店) 黒シアートップスの緊張感をほぐして品のいいかわいげを。さらに小物も黒でミニマルにまとめる中でスニーカーを採用し、単調にならないようリズムづけ。
Composition&Text_GISELe