「10分か15分ならうまくやれると思う」 ニックスのトム・シボドーHCがジュリアス・ランドルのセンター起用を示唆
昨季をイースト2位で終えたニューヨーク・ニックスは、新シーズンに期待されるチームのひとつと言えるだろう。今オフはブルックリン・ネッツからミケル・ブリッジズを獲得。昨季チームの躍進を担ったジェイレン・ブランソン、ジョシュ・ハート、ドンテ・ディビンチェンゾらも健在で、プレイオフで上位進出を狙う布陣は整いつつある。 そんなニックスの懸念はセンターだ。リムプロテクターとして優秀なミッチェル・ロビンソンだが、過去4シーズンで60試合以上出場したのは1度しかない。昨季台頭したアイザイア・ハーテンシュタインも、オクラホマシティ・サンダーへ移籍してしまった。そんななか、ニックスのトム・シボドーHC(ヘッドコーチ)は、ジュリアス・ランドルをセンターで起用するアイディアがあるようだ。『NBA.com』のスティーブ・アッシュバーナー記者とのインタビューで明かしている。 「(センターで)長時間出場させるのは負担が大きいから避けたいが、10分か15分ならうまくやれると思う。彼は多くの(オフェンスの)利点を生み出すだろう」 昨季ランドルは平均24点、9.2リバウンドというスタッツを残していたが、怪我の影響で46試合の出場にとどまり、プレイオフは全休した。その間に台頭していたブランソンや新加入のブリッジズとの相性、そしてよりペリメーター志向となりそうなムーブメントオフェンスに対して、ランドルのセンター起用がひとつの答えとなるのか注目だ。
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