名実ともに世界一のストライカーとなったレバンドフスキ。30歳を過ぎても“進化”は止まらない【現地発】
コンディション管理を徹底食事はデザートから口に
今シーズンも14試合で20ゴールと驚異的なペースで得点を重ねるレバンドフスキ。G・ミュラーが持つシーズン最多記録更新の可能性も。(C) Getty Images
バイエルンでゴールを量産し、キャリアの絶頂を迎えているレバンドフスキ。CLを制した昨年はFIFA優秀選手にも輝き、名実ともに世界一のストライカーとなった。30歳を過ぎてもその成長速度は一向に落ちない。(文:ルドガー・シュルツェ/訳:安藤正純 2021年1月21日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック ドイツ』を転載) ―――◆―――◆――― 現世的な幸福を説いた19 世紀を代表するドイツ人哲学者ルートビヒ・アンドレアス・フォイエルバッハは、『人間とは食べる物でできている』という有名な言葉を残している。 2020年のFIFA最優秀選手賞に輝いたロベルト・レバンドフスキがこの文言を知っているかどうかは分からないが、ポーランド代表FWが偉大な先人の教示の通りに、食を大事にしていることは確かである。とくにこだわりを見せるのが食事の“順番”だ。最初に果物
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