声優・小松未可子が語る子育て 「夫も私も、子どもへの読み聞かせで“声優スイッチ”が入ってしまいます」
アイドルとして活動後、声優として「スター☆トゥインクルプリキュア」「呪術廻戦」をはじめ、数多くの人気作のキャラクターを演じてきた小松未可子さん。NHK Eテレで放送中のテレビアニメ「科学×冒険サバイバル!」では、ダイヤの声を担当します。第一線で活躍する声優であり、1歳8カ月のお子さんのママである小松さんは、どのような日々を過ごされているのか、うかがいました。 【写真】小松未可子さんのアザーカットはこちら(ほか全3枚) ■子育てと仕事でせめぎ合い ――子育てをしながらのお仕事はいかがですか。 子どもの成長は本当に早くて。日々成長していく子どもの姿を見ているとうれしいですし、ずっと見ていたい気持ちと、仕事を頑張りたい気持ちのせめぎ合いです。普段は保育園に預けていますが、子どもが熱を出したり、体調不良の際は夫とスケジュールを調整して何とか乗り切っています。 家族の協力は欠かせないです。あとは、仕事のときは仕事、子どもをお迎えに行ったあとは子育てに集中と、気持ちを切り替えるようにも心がけています。 でも、子どもに読み聞かせしているとつい声優スイッチが入ってしまうんですけどね。役柄ごとに声を変えたり、感情をこめて演じたり。すると子どもがすごく喜んで、何度でも「読んで~」とせがんでくるものですから。しかも夫(「はたらく細胞」の白血球(好中球)役や「 図書館戦争」の堂上篤役などを演じる声優・前野智昭)も読み聞かせとなると本気モードになるので、夫婦で頑張りすぎて、仕事以上にヘトヘトに疲れてしまうときもあります。 ――どんな本を読み聞かせされるんですか? 最近のお気に入りは、昔話をギャグ満載にアレンジした「笑本(えほん)おかしばなし」(作:ガタロー☆マン)シリーズですね。『ももたろう』とか、シリーズ全部大好きです。 ――お子さんには将来、声優になってもらいたい? いえいえ、歌やダンス、お料理をすることにも興味があるみたいですし。これからも好奇心旺盛にいろいろなことに興味を持ってもらって、自分でやりたいことを探してもらいたいと思っています。