ハミルトンがイタリアGPのFP2最速!ノリス、サインツが続く…赤旗中断で各車順調に走行できず、レッドブル勢14-15、角田裕毅16番手|F1
2024年のF1第16戦、イタリアGPのフリー走行2回目が現地時間30日行われた。 【動画】モンツァでFP2走行の角田裕毅…チーム本拠地のイタリアで3戦ぶりのポイント獲得を目指す 現地モンツァはFP1からF3予選、F2予選を経て、晴天のドライでFP2開始時刻を迎えた。すでに夕方の時間ながら、気温34℃、路面温度42℃となっている。 FP1ではメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがクラッシュしたため、FP2開始時点でジョージ・ラッセルはマシン修復が間に合わず、トラックへと出ることができず。それ以外の19台が、FP2開始とともに周回をスタートさせた。 序盤は多くのマシンがミディアムを装着し、決勝想定ロングランのデータ収集に入る。ダニエル・リカルドはFP1で2本ミディアムを使用したため、唯一ソフトを履いた。 開始20分が迫ると、ソフトタイヤを入れるドライバーが増えてくる。ラッセルもマシン修復が間に合い、トラックへと出てきた。 折り返しの30分を過ぎ、ケビン・マグヌッセンがターン7でスピンし、タイヤバリアに衝突してストップした。これでセッションは赤旗となってしまう。 すでにフライングラップができたドライバー、まだアタックできていないドライバーと、状況が大きく分かれる状況となったが、この赤旗時点でのトップは1:20.738のルイス・ハミルトン。2番手は0.003秒差でランド・ノリス、3番手カルロス・サインツ、4番手オスカー・ピアストリ、5番手チャールズ・ルクレールというタイム順になっている。 現地時間17:42、残り18分からセッションリスタートとアナウンスされた。この後はアはタックラップを行うドライバー、ロングランを行うドライバーと異なる走行ペースのマシンが入り乱れる状況となった。 終盤に入るとほぼすべてのドライバーがロングランに入ったこともあり、上位勢のタイム更新は終盤にペースを上げたラッセルのみ。 結局走行タイムのトップ5は前述の5人のまま、最速ハミルトンで以下ノリス、サインツ、ピアストリ、ルクレールの順番となっている。 6番手ラッセル、7番手ニコ・ヒュルケンベルグ、8番手ダニエル・リカルド、9番手フェルナンド・アロンソ、10番手ランス・ストロールというトップ10のタイム順だった。 角田裕毅は残り15分で出した1:21.735がベストタイムで、トップとは0.997秒差の16番手だった。 レッドブル勢はミディアムでマックス・フェルスタッペンが14番手、ソフトのセルジオ・ペレスが15番手と、14-15という結果に。 セッション赤旗中断により予定通り及びソフトタイヤで走れなかったドライバーも多く、FP2のタイム順から力関係を読み解くのが難しい状況となっている。