バルセロナの10番を背負うFWファティ、クラブでの出場機会は制限され移籍先も見つからず?「将来は当面謎のまま」
バルセロナの栄光の10番を背負うFWアンス・ファティは、今季思うような活躍を残すことができず苦しい時間が続いている。クラブへの出場機会も制限されている中で、新天地の移籍先も見つからない状況のようだ。スペインメディア『fichajes.net』は、ファティが置かれている厳しい状況について伝えている。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! プレミアリーグのブライトンから、今季再びバルセロナに戻ってきた下部組織出身のファティ。しかし今季リーグ戦にはわずか4試合にしか出場できておらず、ゴールもアシストも記録することができていないという状況だ。また11月13日には右足大腿二頭筋負傷で全治約4週間と診断されており、今季2回目の長期離脱となっている。 同メディアは、「ファティはレンタルからバルセロナへの復帰が期待通りにならなかった。しかし、セビージャにとって魅力的な選択肢の一つとなっている」と今冬にレンタル移籍が実現する可能性について言及しつつも、「現在新たな負傷のため離脱しており、戻るのは12月中旬になる見込みだ。セビージャはリスクを犯す(移籍に動く)価値があるか疑問を抱き始めている。バルセロナが給料の大部分を負担しなければならないので、移籍実現可能性はさらに複雑になるだろう」と、負傷がちな同選手を獲得するリスクを検討して、移籍が実現しない可能性があると伝えていた。 また、「セビージャは信頼できる代替選手を検討している。ファティの将来は当面の間謎のままである」と、クラブでは出場機会が制限されており、負傷の影響で移籍先も見つからない厳しい状況に置かれていることを報じている。
フットボールチャンネル編集部