【古川雄大×京本大我】ミュージカル『モーツァルト!』製作会見を徹底レポート!【撮り下ろし写真多数】
3年ぶり!名作『モーツァルト!』を豪華ダブルキャストで上演
ミュージカル好きの方、必見! 見逃せない名作が8月から上演されます。 「才能が宿るのは肉体なのか?魂なのか?」というテーマをベースに、高い音楽性と重層的な作劇で“人間モーツァルト”35年の生涯に迫り、2002年の日本初演以来、日本のミュージカルファンを魅了し続けてきた『モーツァルト!』。ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)、シルヴェスター・リーヴァイ(音楽・編曲)のゴールデンコンビによる大ヒットミュージカルが、2021年以来、約3年ぶりに上演。 タイトルロールのヴォルフガング・モーツァルト役を演じるのは、2018年シーズンから同役を務める、古川雄大さん。そして、今回が初登場となるもうひとりは、アイドルグループSixTONESにも所属する京本大我さん。満を持しての帝国劇場での初主演となります。 2024年6月4日(火)に製作発表記者会見が実施され、ダブル主演のふたりが登壇。まず最初に、ふたりの除幕で、ヴォルフガング・モーツァルトの扮装ビジュアルがお披露目されました。 「すごい迫力ですよね。いまだかつて、ヴォルフガングがこんなに全面に出てるビジュアルはなかったんじゃないかな」と古川さん。 京本さんは、「こうやって視覚的に見ると、圧倒されて感動しますね。あと雄大くんと並んでまたご一緒できるっていうのも感慨深くて嬉しいです」とコメント。 この記事では、ミュージカル『モーツァルト!』の製作発表記者会見の様子を詳しくお届けします!
「また演じられて幸せ。魅力のある役だから、ずっと演じ続けたい」
まず始めに、主演のふたりから挨拶がありました。 古川さん「僕自身、この作品に参加するのは3回目。今までいろんなミュージカルをやらせていただいていく中で、この作品が特に大好きな作品のひとつで。世界観はもちろん、楽曲も含め、 ヴォルフガング・モーツァルトの一生を描くという点で、役者としてとても魅力ややりがいを感じております。なので、今回も参加できて本当に幸せに思っております。 初めて参加させていただいた時は、とにかく、あがいてあがいて、なんとかやり切った。2回目は少し技術的にも余裕が出てきて、自分の中で掴んだものがあったんです。けれども、 “初演の方が良かったよ”という声をいろんな関係者の方からいただきまして(笑)。“俺の掴んだものってなんだったんだろう”と。“お芝居ってすごく難しいな”と。でも、ヴォルフガングという役は何か足りないものを目指して追い求めてる姿が、きっと(1回目は)反映されて役に生きたのかなとすごく感じております。 なので、今回の3回目では自分を追い込んでいこうと思っております。自分で課題を与えて、攻めるポイントをたくさん作っていって、とにかく追い込んで、その姿がヴォルフガングに反映されたらいいですね。3回目にして、自身のベストのヴォルフガングを作れるように頑張りたい。 そして今回、歴代5人目のヴォルフガング・京本さんと一緒にやらせていただくんですけども。すごく長く上演されている作品だけれど、まだ5人目なんですよね。 多分、僕含め先輩方が席を譲らなかったからだと思う(笑)。それだけ魅力のある役だから、どきたくない気持ちもわかるんです。やっと念願の5人目ということで、彼(京本さん)とは、(共演したミュージカル『エリザベート』で)ルドルフとしてのダブルキャストをやらせていただいたり、トートとしてルドルフと向き合ったりしながら、いろいろとお芝居をさせていただいて。彼の素晴らしさ、魅力は僕がとてもわかっているので、きっと最高のヴォルフガングを作ってくれるんじゃないかな。 稽古ではたくさんの刺激をいただきたいし、僕も彼に刺激を与えられる存在でありたい。ともに切磋琢磨をしていきたいと思っております」