関空の訪日客、過去最高945万人=24年度上期
関西国際空港と伊丹空港(大阪国際空港)、神戸空港を運営する関西エアポートグループの2024年度上期(4-9月期)の速報値によると、関西空港の通過旅客を含む国際線と国内線の総旅客数は、前年同期比29%増の1533万8099人だった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)前の2019年同期と比較すると6%減だったものの、外国人客を中心とした国際線が回復をけん引した。このうち訪日客は945万人で、年度上期としては過去最高を記録した。 関空の国際線旅客数は42%増(19年同期比6.4%減)の1194万8684人。このうち外国人旅客は43%増(9.1%増)の945万9649人、日本人旅客は40%増(39.3%減)の241万8985人だった。また、通過旅客は5%減の7万50人となった。国内線の旅客数は、2%減(5%減)の338万9415人だった。 国際貨物量は3%増(19年同期比並み)の37万1742トンだった。
Yusuke KOHASE