鎌田大地以外には? クラブとの別れ方が最悪だった選手(9)チェルシーのことをバカに…。世界最高峰のGK
日本代表の鎌田大地は、ラツィオとの契約延長交渉がまとまらず、わずか1年でイタリアを去ることに。この結果に、クラウディオ・ロティート会長筆頭にクラブ関係者から不満の声が出ており、日本人選手は良い別れ方ができなかった。今回は、そんな鎌田と同じく、クラブとの別れ方が最悪だった選手を紹介する。
GK:ティボー・クルトワ(ベルギー代表) 生年月日:1992年5月11日 所属元:チェルシー(イングランド) 移籍先:レアル・マドリード(スペイン) ティボー・クルトワは退団後のイメージの悪さからチェルシーサポーターに嫌われている。 2014年夏にレンタル先のアトレティコ・マドリードからチェルシーに復帰したベルギー代表GKは、正GKとして2度のプレミアリーグ制覇をはじめ4つのタイトル獲得に大きく貢献。ペトル・チェフという偉大なGKの後釜として収まり、クラブを長きにわたって支える選手の1人として期待されていた。 ところが、2017/18シーズン途中にクルトワはチェルシーの契約延長オファーを拒否し、アトレティコ・マドリード時代に生まれた子供たちが住むマドリードに戻ることを希望。最終的に3500万ユーロ(約49億円)の移籍金でレアル・マドリードへと去った。 移籍を志願した中での退団劇だったため、サポーターの心理的には心地よいものではなかっただろう。この事実に加えて、クルトワはレアル・マドリード加入後に「レアル・マドリードのレベルはチェルシーよりも高い」「サンチャゴ・ベルナベウは、スタンフォード・ブリッジより2倍は大きい。もちろん、まったく違う感覚がある。上を見れば人々の壁が見えるよ。一方、スタンフォード・ブリッジでは、空やスタンドの後ろのホテルが見えてしまうね」など、古巣のサポーターを刺激してしまうコメントを連発。この発言で、より後味の悪い移籍となってしまった。
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