広島ドラフト1位、青学大・佐々木泰は左肩脱臼で欠場 「鼻息が荒いのを見てこっちが我慢させた」と安藤監督は無理させず【明治神宮野球】
◇24日 明治神宮野球大会大学の部準決勝(神宮球場)青学大(東都)5―4天理大(関西第1)=延長10回タイブレーク 22日の福岡大(九州)戦で左肩を負傷した広島のドラフト1位、青学大の佐々木泰内野手(県岐阜商出)は欠場した。 ベンチ入りし、試合中はバッティンググローブをつけるなど代打のとしてスタンバイする姿を見せていた。出番がないまま、チームは延長10タイブレークでサヨナラ勝ちした。 試合後、安藤監督は「本人はいきたいと言っていたが、初めての脱臼なので。鼻息が荒いのを見てこっちが我慢させた」と説明。左肩の脱臼だったため、無理をさせなかった。 安藤監督は「きのう、きょう(23、24日)と安静にして決勝に備えて、と話している」と見通しを話し、25日の決勝戦は「状況を見ていけるようだったら」起用する考えだ。 佐々木は福岡大戦には「4番・三塁」で出場。8回の守備で三塁線の打球に飛びつき、グラブをつけた左腕を伸ばした際に左肩を痛めた。いったんベンチに下がった後、プレーを続行し、フル出場していた。
中日スポーツ