くまモンが映画主演、体毛による電子書籍端末……2014年エイプリルフールまとめ
17年ぶりの消費税率アップに世間の話題が集まっているが、4月1日といえば「エイプリルフール」。ネット上では毎年、各社が趣向を凝らしたネタを提供している。今年のエイプリルフールはどんなネタが飛び出すのか。
●au×ディアゴスティーニ
auとディアゴスティーニが連携して週刊「スマホを作る」を創刊。10年かけてスマホを組み立てよう、と銘打った「付録」のスマホは、連続待ち受け時間が最大40分のバッテリー、最大139文字まで受信可能なメールや16和音の着メロなど、まさに「最先端」の機能を持つもの。作り始めて現在8年目という購読者の声も紹介されている。
●Googleマップ
Googleは、Googleマップ上にポケモンを登場させる。「ポケモンマスター」こそが、Googleが求めるスキルすべてをバランスよく併せ持っていることを発見した、として、ポケモン、任天堂などと協力して、やせいのポケモンを探し出しす 「モバイル版 Google マップ ポケモンチャレンジ」を開催。世界各地の地図にマッピングされているポケモンを捕まえる、というものだ。
●講談社
講談社は、体毛の摩擦による静電気を利用してコミックなどを自分の腕に浮かび上がらせる電子書籍端末「kebo」を発売。何やらどこかで聞いたことがある名前のような気がしないでもないが、ウェアラブルを超えた「一体型端末」、ディスプレイ不要で世界最軽量などとアピールしている。「体毛に知性を!新しい使い道を!」というコピーの下、価格は9696円。税込み価格か税抜き価格かは定かではない。
●少年ジャンプ
集英社は、週刊少年ジャンプをオシャレ少年漫画誌へと生まれ変わらせる。その名も「Jumpteen」。クローズアップ企画が、ジャンプの人気連載漫画「ONE PIECE」のルフィというのはまだ「らしさ」があるが、公開された5月号の表紙画像には、トニートニー・チョッパーも登場し「激おしゃ新世紀始まるぜーっ!!」とアピール。そして「ラブ・ジャンプ 新学期これくしょん」、オシャレ眉で春モテ顔に変身!などすっかりファッション誌に変貌してしまった企画が並ぶ。
●映画「るろうに剣心」
人気アニメの実写版映画「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」は、主役を交代する。「るろうに剣心」は90年代に和月伸宏氏が週刊少年ジャンプで連載し人気を博した漫画。映画版の主演は佐藤健だったはずだが、この日の公式ページトップのビジュアルには人気ゆるキャラの「くまモン」が登場。キャストの欄も主役の位置に「くまモン」と記されている。