夏のエアコン代・節約ワザ4つ。「寒いときは1度上げる」が正解
エネルギーの高騰が続いている昨今。光熱費の節約を意識するのとしないのとでは、これまで以上に差が出ます。とくに、夏の電気代の大きな部分を占めるのは、「エアコン代」。電気とガスの簡単比較サイト「エネチェンジ」の武蔵英介さん、節約アドバイザーの和田由貴さんに夏のエアコン代の節約ワザについて教えてもらいました。
1:在宅時はエアコンをつけっぱなしに
エアコンがもっとも電力を使うのは、つけてから室内を設定温度まで下げるとき。こまめにオンオフすると、その都度部屋を冷やすために、電気代がかさみます。在宅時に一時的に別の部屋で家事をするといった場合は、その都度消さずにつけっぱなしがおすすめです。1時間以上外出するときは、オフにしましょう(エネチェンジ調べ)。
2:エアコンは設定をコロコロ変えず、温度を1度上げて自動運転に
エアコンの自動設定は、最初に強風で一気に室温を下げ、その後は微風運転にすることで、効率よく室内を冷やします。自分でこまめに設定を変えたりオンオフしたりすると効率が悪く、電気代がかさむ原因に。寒いと感じるときはオフにせず、設定温度を1度上げましょう。電気代を約1割カットできます(エネチェンジ調べ)。
3:外出時はカーテンやブラインドを閉める
室内にこもる熱の74%は窓などの開口部から入るため、カーテンやブラインドで窓からの熱を遮れば、その分エアコンの電気代の節約に。色は黒系統より、白系統の方が直射日光を遮ることができて効果アップ。部屋が暗くなるのが気になる場合は、遮熱レースのカーテンを選ぶとよいでしょう(エネチェンジ調べ)。
4:緑のカーテンやよしず、すだれで、窓の外から熱をブロック
夏のエアコン代の節約には、部屋の温度が上がる最大の原因になる、窓に熱をためないことが効果的。「緑のカーテンやよしず、すだれで、外側から窓に当たる直射日光を遮って。とくに緑のカーテンは、植物の蒸散作用で気化熱が発生し、周囲の気温を下げる効果が。朝涼しい時間によしずやすだれに水をかけるのも◎」(和田さん)。
ESSE編集部