【日本郵便Honda Dream TP】2024 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ 第8戦 56th MFJ GRAND PRIX SUPERBIKE RACE in SUZUKA
手島雄介監督コメント
日頃よりご支援いただいております日本郵便株式会社様、HondaDream様、NTTコミュニケーションズ様の皆さまをはじめ、多くのスポンサー様に御礼申し上げます。 また、鈴鹿大会もサーキットまで足を運び応援くださった多くの日本郵便の社員の皆様をはじめとするスポンサーの皆様、ファンの皆様、本当にありがとうございました。無事に2024年シーズンを終えることができました。日本郵便株式会社様をはじめ、各スポンサーの皆様、サポーターの皆様、本当にありがとうございました。 今シーズンはチームスローガンを"集(つどう)"とし参戦させていただきました。今年の元旦には家族や誰かと集まっている中、大きな地震が能登半島で発生しました。たくさんの方々が被災する中で、パートナーである日本郵便の方も多く被災されたと聞いております。そのニュースを見ながら我々の役割を考えた時に、レースができることは当たり前ではないと思いました。また人が集まることも当たり前のようで当たり前ではないこと、そしてそのような世界がもしかしたら当たり前なのかもしれないという世界観を学びました。 一人よりも二人、二人よりも三人で支え合い、助け合い、更には大きな夢を見合うことをするためには、人が集うことが大切です。そして集っている意味は何だということを皆様と共有するために今シーズンのスローガンを決めさせていただきました。 小山知良はケガをしてしまいましたが命はあります。そのような点では、私たちはモータースポーツを通して不可抗力という世界観も学んでいます。自分たちの苦難、困難にどのように向き合って行くのかがレースの一部であり、また人生の縮図です。高橋巧ですら、モノを使う競技でバイクだけがよくてもうまくいかないですし、ライダーだけがよくてもうまくいかないです。 そういった苦労をしていく中で人間は自分と向き合っていく生き物だと感じています。我々、日本郵便HondaDream、日本郵便docomo businessは、全日本ロードレース選手権でチームとして最大の台数を走らせていただいています。 それに合わせ今回の鈴鹿ラウンドでは、今シーズン冒頭に立てた"集"というスローガンの下、過去最多の日本郵便の社員の皆様をはじめ、多くのスポンサー様、サポーターの皆様に集まっていただきました。この力を更に一人ひとりの感情や情熱へと紡いでいくことによって、モータースポーツの力で社会をよくしていくことができると私は信じています。 我々はこれからもそのような夢をしっかりと追いかけていきたいと思いますので、皆様も是非その夢に乗っていただけたらうれしいです。来季のことはこれからになりますが、まずは2024年シーズンを無事に終えられたことに感謝申し上げると共に、またお会いできることを楽しみにしています。本当にありがとうございました。
Webikeプラス編集部