JR東海のエアロキングが中国への転属で復活したってマジ? 最後の国産二階建てバスに乗っておけ!!
■JR同士の転属で実現?
今回は二階建てバスの「三菱ふそうエアロキング」が復活した路線である出雲・松江・米子ドリーム名古屋1号に乗車した。エアロキングはバスファンの間でも人気の車両であるが、メーカーとしては既に生産を終了しており、経年から徐々に姿を消していくことが度々話題になる。 それだけに再び高速バスに戻ってきたのは喜ばしいニュースだ。「出雲・松江・米子ドリーム名古屋」線は人気が高まっているようで、繁忙期の需要増に対応するために通常のタイプのバスより収容力のあるダブルデッカー車の導入を決めたという。また新車の導入よりも比較的安い中古を購入できたというのも大きなポイントだろう。 SNSでは今年2月までジェイアール東海バスで活躍していた車両なので、ジェイアールバス同士の「転属」で活躍する姿を見れるようになったという印象だろうか。今回は座席の位置にこだわって乗車したが、安定性という面では1階席が、運賃は高いが2階席前方の「ビジネスシート」もサイズアップしているので寝心地という点ではこちらをお勧めしたい。 また今回乗車したバスは夜行なので、カーテンは閉じられたままだが、路線や事業者、あるいは車両のタイプにより、それぞれ異なった乗り心地や雰囲気が楽しめるはずだ。ぜひお気に入りの座席を見つけて予約時に思いっきり楽しく悩んでいただきたい。