悠仁さま筑波大学合格 皇位継承問題、石破首相は毅然と決断を 安倍・菅・岸田の3政権で渡り積み上げた路線に従ってほしい
【八幡和郎 亡国宰相】 秋篠宮皇嗣家のご長男、悠仁さまが筑波大学(茨城県つくば市)生命環境学群生物学類に学校推薦入試で合格された。東京大学への進学情報も流れたが、希望されなかったのか、反発を考慮されたかは不明だ。 【写真】歓談される秋篠宮ご一家 将来の天皇にとって、東京大学は幅広い分野の碩学(せきがく)がいて、同級生が多く進学し、地理的にも近くて警備体制もとりやすく、学力的にもついて行かれそうだったので注目していた。 筑波大学も素晴らしい大学である。悠仁さまが関心を持たれた昆虫の研究室があり、実験や実習も豊富という。勉学以外に公務を担い、帝王学も学ばれるとなれば、賢明な選択だろう。 ただ、悠仁さまの安全確保、在学中の留学、皇族としてのご活動には便宜を図ってほしい。秋篠宮皇嗣家サイドや大学が「特別の配慮なし」と言い過ぎるのはよくない。 また、お茶の水女子大付属小中学校、筑波大付属高校でのご学友は将来の財産になるのだから、同級生全員を宮邸に招待されるといいと思う。 悠仁さまの学校選びでは、幼稚園入園時から学習院でないことを批判する声があったが、皇族は学習院だけという歴史はない。学習院の特色も薄れているので、おかしい。 ご進学についての誹謗(ひぼう)中傷や、成績が悪くてひ弱いなどという虚偽情報の流布、将来の天皇としてふさわしくないとの一部批判は、宮内庁はもちろんだが、政府の失敗である。 悠仁さまは、お茶の水女子大付属小中学校では、優秀なご成績で友人関係も順調だったと学校が発表している。学力レベルが高い筑波大付属高校に入られて当初は少し苦労されたかもしれないが、とても良好な学生生活だった。帝王教育も、幼少時からご両親や上皇ご夫妻が行き届いたご配慮でされてきた。 天皇ご一家と、秋篠宮皇嗣家は、それぞれ特色があるが、特に皇嗣家への批判は見当外れだ。 皇嗣家はぜいたくだ、身勝手だなどと一部で報道・発信されるが、平成皇室の質素さや勤勉さを継承されていて非常にストイックである。 天皇ご一家は、学校生活や公務について長女、愛子さまの自由を尊重されるなど、家族を大事にする新しい皇室像を打ち出されている。