欧州最大ホテルチェーンが、テニス「全仏オープン」とタッグを組んだワケ
ホテルにとっての新しいビジネスチャンス
アコーが日本市場に注力することで、FFTは東京での全仏オープンジュニア大会への道が開きやすかった。アジアのジュニア選手に世界への入口を作ることにも役立ち、知名度も向上した。ホテルビジネスは、国内外の客数や稼働率の視点で語られがちではあるものの、スポーツを介した新しい形のビジネスもあることを教えてくれる。そんなコラボだった。両者にとって正にウィンウィンといえる。 ダニエルズ社長は「社内の広告用のビデオも一緒に撮影したのですが、他国のアコーグループのホテルでも同じようにやってくれたらうれしいです」と語っていた。日本のホテル業界にとっても、今後の新ビジネス展開の参考事例になるかもしれない。 (武田信晃、アイティメディア今野大一)
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