巨人から阪神移籍の畠「対巨人は丸裸の状態。一個でも違うものを」【一問一答】
現役ドラフトで巨人から阪神に移籍する畠世周投手(30)が16日、「生きるか死ぬかの戦い」と新天地に挑む心境を激白した。藤川監督から期待を感じる言葉や、1軍キャンプスタートの配慮に感謝。この日、川崎市のジャイアンツ球場では捕手を座らせ、変化球も交えながら約30球を投げた。例年にない超速始動だけではなく「秘密」の新球も用意。敵になる巨人ナインには、土下座覚悟の内角攻めを予告した。 ◇ ◇ -例年より早い始動。 「はい、ちょっと早めではありますね」 -2月1日に照準。 「基本的なことはできるぐらいは。まだ(捕手が)座ってないですとか、そんなことにはならないように。ある程度、真っすぐも変化球もそれなりに投げることができて、制球とかその変わり目とか、そういう練習ができるぐらいできた方がいいかなって思って、ビジョンはありますね」 -捕手を座らせた投球練習も継続していく。 「桑田さん(2軍監督)の教えでもあるライン出しです。これは、そんなに負担も掛からないので、できるだけ相手がいたら継続してやりたいなと思っています」 -新しい球種に挑戦。 「秘密にさせてください。使えるか、使えないかは分からないですけど正直、対巨人は丸裸の状態。一個でも違うものが入って、これいいぞってなったら引き出しにはなると思うので、使えたら使いたいと思います」 -今後の自主トレは。 「バタバタしちゃうので、時間を見つけたらジャイアンツ球場で…。貸してくださると言っていただいたので、そこはやらしていただきます。ただ、少しでも早く慣れてた方がいいんで、1月中盤くらいには向こうの方に行きたいなというのが自分の希望ですね」 -関西の家も決めた。 「妻がそちらの方の出身なのでいったん、お世話になって。そこから本格的に場所を決めてという形になると思います」