【MLB】ヤンキース・ジャッジとジャイアンツ・マトスが週間MVPに選出 ジャッジは通算10度目の受賞
日本時間5月21日、2024年シーズン8週目の週間MVPが発表され、ア・リーグはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、ナ・リーグはルイス・マトス(ジャイアンツ)が選出された。ジャッジはア・リーグ史上10人目となる10度目の受賞。ヤンキースからの選出はフアン・ソト、アンソニー・リゾに次いで今季3人目となった。一方のマトスは初受賞。ジャイアンツからの選出は2018年のブランドン・ベルト以来6年ぶり、ジャイアンツの外野手に限れば2016年のハンター・ペンス以来8年ぶりである。 現在32歳のジャッジは6試合に出場して打率.500(20打数10安打)、5二塁打、3本塁打、5打点、OPS1.830の大活躍。6戦全勝だったチームの快進撃を牽引した。出塁率(.630)、長打率(1.200)、OPS、長打(8)はいずれもメジャートップの数字であり、二塁打と塁打(24)はメジャートップタイ、打率と四球(7)はリーグトップタイを記録。日本時間5月16日のツインズ戦では本塁打1本と二塁打3本を放ち、自身2度目となる1試合4長打をマークした。今季13本塁打はチームトップの数字であり、5月の7本塁打はカイル・タッカー(アストロズ)に次いでメジャー2位。5月はメジャートップの長打率.912とOPS1.433をマークするなど絶好調だ。 現在22歳のマトスは6試合に出場して打率.385(26打数10安打)、3二塁打、2本塁打、16打点、OPS1.116の好成績をマーク。打点はメジャートップの数字であり、長打(5)と塁打(19)はリーグトップタイ、安打はリーグ3位タイ、長打率(.731)はリーグ4位、打率はリーグ8位タイ、OPSはリーグ9位にランクインした。日本時間5月18日のロッキーズ戦で5打数3安打5打点の活躍を見せると、翌日の同カードでも5打数3安打6打点の大暴れ。2試合連続5打点以上は2021年のエロイ・ヒメネス(ホワイトソックス)以来の快挙であり、ジャイアンツでは球団史上4人目、そしてメジャー史上最年少の達成者となった。