【ボクシング】東日本新人王決勝の同門対決、高橋秀太が小差判定勝ち 「うまくて、やりづらかった…同門だからというのは、別に」
ボクシングの第81回東日本新人王決勝戦が3日、東京・後楽園ホールで行われ、角海老宝石ジムの同門対決となったスーパーフライ級で高橋秀太(23)が大橋昌彦(22)に5回判定3―0で勝ち、12月の全日本新人王決定戦進出を決めた。初回に右ストレートで大橋を2度ぐらつかせたが、3回から激戦に。最終的にジャッジ2者が1ポイント差の接戦を制した。 「うまくて、やりづらかったです。同門だからというのは、別に」と、高橋は言葉少な。敗れた大橋は「初回にダウンをとられてもいい場面があったし、試合が終わって負けたなと思いました。同門でやってくれた高橋さんとジムに感謝したいです」と話した。 ジムを率いる鈴木眞吾会長は、どちらの応援にもつけないと、会場ではなく控室で試合を見守った。「ジャンケンで決めたら? と言ったんですけどね。嫌だと言うから(笑)。仕方がないです」と、複雑な表情を浮かべていた。
中日スポーツ