ドリス ヴァン ノッテン最後のランウェイショーに拍手喝采!
ショウ・マスト・ゴー・オン
今回のショーについてドリス・ヴァン・ノッテンはこんなふうなメモを寄せている。「これは私にとって129回目のショーとなります。これまでのショー同様、未来を見据えたものです。今夜は盛りだくさんですが、これでグランドフィナーレというわけではありません。私が思い出すのはマルチェロ・マストロヤンニの言葉です。彼はある日、"未来のノスタルジー"というパラドックスについて語ってくれました。プルーストの失われた楽園を超えて、私たちは夢を見続けます。そしてどこかの時点で、そのことを愛おしく思い出すでしょう。私は自分の仕事が好きです。ファッションショーも、ファッションを通じて人々と関わっていくのも好きです。クリエーションというのは永続するなにかを残すこと。この瞬間に感じていることは、これが自分だけのものではなく、みんなのものだということです。いつまでも」 ありがとう、ドリス・ヴァン・ノッテン。
text : Marion Dupuis (madame.lefigaro.fr)