本島純政&上村謙信、男子高校生の純愛描く「未成年」に込めた思いや見どころとは?
韓国の電子コミックで、全世界643万View超えを記録する同名人気BL作品を実写化した「未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~」。「仮面ライダーガッチャード」(テレビ朝日系/2023年)の主人公・一ノ瀬宝太郎役にオーディションで抜てきされた本島純政と、ダンス&ボーカルユニット・ONE N' ONLYのメンバーとしても活躍し、近年俳優活動にも挑む上村謙信がダブル主演を務める。 本島演じる他人に無関心な優等生・水無瀬仁と、上村演じる破天荒なクラスの問題児・蛭川晴喜という、高校2年生の未熟な2人が“恋”という初めての感情に戸惑い、不器用ながらも互いに関わりを深め、人間として成長していく様子を丁寧に描いた純愛ラブストーリーだ。 11月4日に第1話が放送されるやいなや、その美しく繊細な描写で視聴者を物語の世界へと引き込み、SNSには称賛の声が続々。今後への期待が高まる中、本島と上村に役柄への思いや今作の魅力、互いの印象などを聞いた。
――まず、最初に台本を読んだ時の印象を教えてください。 本島 「原作で僕がいいなと思ったシーンが詰め込まれていて、映像になった時にどうなるのだろうとすごくワクワクしました。また、水無瀬のモノローグのシーンが象徴的だなと思ったのですが、この作品は水無瀬の紡いだ小説でもあるので、これが完結した時にどんなものになるのだろう、映像作品としてどう表現されるのだろうと、撮影をしている今(※取材当時)もそれがすごく楽しみです」 上村 「僕は、当初台本をいただく前にプロットを読んだだけでも、キュンキュンしたのを覚えています。蛭川は、普段は破天荒でクラスの問題児というイメージがありますが、水無瀬にしか見せない姿があり、そこのギャップがたまらないなと思いました。もうプロットの段階から、読んでいるだけでもときめいて、撮影への期待感が高まりました」 ――ドラマ公式SNSなどでは仲のいい姿を披露されているお二人ですが、初めて会った時の第一印象はいかがでしたか? 本島 「僕からすると謙信くんは大先輩というのもあり、最初のほんの一瞬、0.1秒くらいは話し掛けるのに少しちゅうちょしてしまったのですが(笑)、すぐにその緊張感は解けました。すごく気さくに接してくれて、話し方が柔らかく、声のトーンも優しくて…」 ――最初はなぜ話し掛けるのにちゅうちょしてしまったのでしょう? 本島 「イケメンな人って少し近寄りがたくないですか? しかも、王子さま的な雰囲気が本当にすごくて、まぶしくて…!(笑)」 上村 「ははは!(笑) 僕は、純政くんはきちんとした真面目な男の子という感じで、最初はクールなのかなと思っていました」 本島 「最初はって言わないで(笑)」 上村 「話してみるとすごく明るくて。僕も、最初の頃とは印象が変わりましたね」 ――上村さんは先輩、年上として自分から話していこうという思いがあった? 上村 「そうですね。僕なりに引っ張っていけたら、という思いはありましたが、ダブル主演ということで2人で支え合っていい作品にできたらと思っています」