〔欧州株式〕小動き=英0.05%高、独0.02%安(18日)
【ロンドン時事】18日の欧州株式市場は小動きとなった。英FT100種平均株価指数(FTSE100)は前日終値比3.91ポイント(0.05%)高の8199.11で引けた。 ドイツ株式主要40銘柄指数(DAX)は0.02%安、フランスCAC40種指数は0.26%高、ストックス欧州600種指数は0.15%高だった。 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて様子見ムードが強く、総じて小幅な値動きにとどまった。一方、ホンダと日産自動車が経営統合に向けて調整に入ったとの報を受け、日産と提携する仏ルノーに思惑買いが入り、仏株の押し上げ要因となった。 FTSEの構成銘柄では、投資会社メルローズ・インダストリーズが2.90%高、航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)が1.85%高、不動産大手ブリティッシュ・ランドが1.79%高と上伸。半面、賭け屋大手エンテインは2.66%安、保険大手ビーズリーは1.56%安、製薬大手アストラゼネカは1.47%安と売られた。 DAXでは、香料大手シムライズが2.24%安、ハノーバー再保険が1.55%安、日用品大手ヘンケルが1.46%安と下げを主導。一方、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズは2.15%高、医療機器のザルトリウスは1.38%高、コメルツ銀行は1.37%高と値上がりした。