〔米株式〕NYダウ、下落に転じる=FOMC後に金利上昇(18日午後2時10分)
【ニューヨーク時事】18日午後のニューヨーク株式市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利見通しで2025年の利下げ回数が9月時点から減少したことを受けて売りが広がり、続落に転じた。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午後2時10分現在、前日終値比181.20ドル安の4万3268.70ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は130.53ポイント安の1万9978.53。 FRBは18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を0.25%引き下げることを決めた。ただ、政策金利見通しでは、インフレが想定より上振れしていることなどを理由に25年の利下げ想定回数を2回と、9月時点の4回から減ると予想した。利下げペースの鈍化見通しを背景に米長期金利が急上昇し、一気に売りが膨らんだ。