【気になる輸入車③】ラグジュアリー&ハイパフォーマンスSUVたちの最新動向2024(第3部 老舗個性派ブランドの選択)
英仏伊ブランドも注目のSUVをリリース
アルファロメオは初のSUVであるステルヴィオを2017年にリリースしたのに続いて2022年にはトナーレを市場投入。さらに2024年4月には新規のSUVであるミラノがワールドプレミアとなる。同車は初のBEVであり、同ブランドが2027年に全車BEV化する先駆けとなる。 旧PSA系の各ブランドはB・CセグメントはBEVを、C・DセグメントはPHEVを用意していてDS7にも後者がある。電動化に余念がないが、エンジン車も用意しているのが良心的だ。 SUVの王者ともいえるランドローバーは、ラグジュアリーのレンジローバー、デュアルパーパスのディフェンダー、レジャーのディスカバリーとブランドの性格を明確にしていく方針。誰もが憧れるレンジローバーは素晴らしい出来映えだが、大型化と高価格化で、さらに手が届きにくくなってしまった。その代わりと言ってはなんだがディフェンダーは大人気でラインナップも拡充中だ。 ジャガーは、2025~2030年でBEV専売ブランドとなる方針でFペイスやEペイスはPHEVでしばらく生き残りつつ、IペイスをはじめとするBEVへバトンタッチしていくのだろう。
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