糖質カット炊飯器は優良誤認表示 ニトリなどに再発防止命令
消費者庁は8日、「糖質約48%カット!」などとうたった炊飯器の表示には合理的な根拠がなく、景品表示法違反(優良誤認表示)に当たるとして、家具やインテリア用品を販売するニトリ(札幌市北区)など4社に、再発防止策を求める措置命令を出したと発表した。同庁によると、実際はおかゆのように全体の水分量を多くすることで、糖質の割合が少なくなる「見かけ上の糖質カット割合」だったが、消費者に誤認を与える表示になっていたとしている。 ニトリは8日、ウェブサイトで「真摯に受けとめ、再発防止に取り組む」などとするおわびの文書を発表した。