大阪ワンツー好発進もストイックな古性優作「小倉は4年かけて克服していく」/競輪祭
小倉競輪のナイター「朝日新聞社杯競輪祭・第2回競輪祭女子王座戦(G1)」は19日に初日を開催。20日、10レースの一次予選2に出走する古性優作(33歳・大阪=100期)に話を聞いた。 前受けから進めると後ろからカマシ気味に上昇する町田太我(24歳・広島=117期)を受けて3番手を確保。いつもの事ながら古性に併走を挑む選手は不在で、サラ脚で最高の位置を回る。最終2コーナーから捲るとバックまで付ける「完璧」な走りで稲川翔(39歳・大阪=90期)と大阪ワンツーを綺麗に決めた。 「もっと動きがあるのかなって思っていたので、あの展開は予想外でした。捲った感じ? メチャクチャ悪いです。バンクが嫌い。小倉は流れる感覚がないので。すぐに修正できる問題でもないので、4年かけて少しずつ克服できるように」 見ている方からはとてつもなく強く見えるが、満足している様子は一切なく厳しい自己採点ばかり。日本一強い男は更なる高みを目指して突き進んでいく。(アオケイ・石濱記者)