4つのマッチポイントを凌いだドラハイドがシングルスでキャリア2度目のツアー決勝進出 [広州オープン/テニス]
4つのマッチポイントを凌いだドラハイドがシングルスでキャリア2度目のツアー決勝進出 [広州オープン/テニス]
WTAツアー公式戦「広州オープン」(WTA250/中国・広州/10月21~27日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、予選勝者のキャロライン・ドラハイド(アメリカ)がルチア・ブロンゼッティ(イタリア)に6-3 3-6 7-6(9)で競り勝ちツアー初優勝に王手をかけた。 ~広州オープンで4つのマッチポイントを凌いだ末にキャリア2度目のツアー決勝進出を決めたドラハイド選手~ 第3セット5-2から逆転されたドラハイドは5-6からブレークバックに成功し、常に先行されたタイブレークでは3-6と追い詰められてから4つのマッチポイントを凌いだ末に掴んだ3度目のチャンスをものにして2時間39分で勝利をもぎ取った。 ドラハイドはキャリア2度目のツアー決勝で、第1シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)が6-4 4-6 3-4とされた時点で棄権したため勝ち上がったオルガ・ダニロビッチ(セルビア)と対戦する。 決勝で対決する両者は過去2戦していずれもダニロビッチがフルセットで勝っているが、最後の対決は3年以上前(2021年USオープン予選:ダニロビッチが6-4 0-6 6-2で勝利)まで遡る。 2018年7月以来のツアー2勝目を目指す23歳のダニロビッチは2週間前のグラン カナリア(W100/ハードコート)でタイトルを獲得して今大会を迎えており、マッチ9連勝中と勢いに乗っている。
テニスマガジン編集部