専門家が教える、より幸せな人生を送るための10の習慣
臨床神経心理学者、ジュディ・ホー博士は幸せについて「ネガティブな感情がないことやポジティブな感情がたくさんあることではありません」と述べる。「幸せとは意味と目的のある人生を追求し、自分の価値観に従って生きることです」。幸福は人によって異なるように見えるかもしれないが、日々の生活で喜びと充実感のレベルを高めるためにはいくつかの一般的な方法が存在する。ここでは専門家が教える、幸せになるために日常的に心がけたい10の習慣をご紹介。実践していけば、自分自身についてもより多くのことがわかるかもしれない。 Photos: Getty Images From: Prevention
感謝の気持ちを言葉にする
感謝の気持ちを言葉にすると、人は「よりポジティブな感情を抱くようになり、人生に積極的に取り組み、健康的な選択をする意欲が高まります」と、マサチューセッツ州を拠点とする臨床心理学者のサリ・チャイト博士は説明する。感謝の気持ちを抱いた大小さまざまなことを書き留められる感謝日記をつけてみよう。
朝のルーティンを作る
ホー博士によると、心と体のための朝の習慣を始めることは毎日の成功に向けての準備を整え、全体的に前向きな考え方を養うのに大いに役立つという。ストレッチ、感動的な名言の朗読、その日の目標設定など、自分に合ったルーティンを決めて、それに取り組んでみよう。
喜びリストを作成する
ホー博士は自分の「喜びリスト」を作ることを提案している。散歩に出かけること、お気に入りのコーヒーショップに行くなど、自分に喜びをもたらす活動をリストアップし、毎日そのうちの1つを実行するのだ。「喜びリスト」は、気分が落ち込んだときに自分を元気づけ、より前向きな気持ちで一日を始めるために頼りになるだろう。
体を動かす
運動は体だけではなく、心の健康にも良い。「運動がメンタルヘルスを改善するのに役立つことは研究で一貫して示されています」とチャイト博士。「運動は気分に影響を与えるエンドルフィンの放出につながり、定期的な運動は成功感と自信の向上につながります」。長めの散歩に出かけたり、寝室で踊ったり、ヨガの動きを試したりしてみよう。