専門家が教える、より幸せな人生を送るための10の習慣
良質な睡眠をとる
認定臨床ソーシャルワーカーで心理療法士のクリスティン・パパによると、睡眠と休息は幸福度に直接関係しており、十分な睡眠をとることが気分に大きな影響を与えるという。「睡眠は自分たちが機能し繁栄するために必要な、基本的な要求であることを忘れてはいけません」。睡眠習慣に気を配ることを自分のToDoリストに追加して、毎日の睡眠時間が増えることで全体的な幸福感と健康状態が増すのを実感して。
スクリーンタイムを制限する
ネガティブなニュースばかりを見続ける「ドゥームスクロール」の危険性は誰もが知っているが、単にスクロールしているだけでも気分に悪影響がある。公認セラピストでメンタルヘルスの専門家であるソフィー・クレスは、特に就寝前は、携帯電話やPCの使用について明確な境界線を設けるのがよいとアドバイスする。「画面の前で過ごす時間が長すぎると、緊張感や孤立感につながる可能性があります」。寝る前のスクリーンタイムを減らすと、睡眠の質が向上するだけでなく、ストレスが軽減され、より有意義な人間関係が促進されるという。「スクリーンタイムをモニタリングしたり、特定の時間帯はマナーモードに設定するなど、アプリなどを利用しつつ実践してみてください」
目標を立てて、それに向かって努力する
「目標を持ち、達成感を感じること」は、幸福につながる重要なファクターの一つだとチャイト博士は述べている。自分にとって重要なことを設定し達成することで、誇りの感覚が生まれ、それが幸福感を高めるという。目標は大きくても小さくてもよく、自分にとって意味のあるものということが最も重要だ。
ちょっとした挑戦を試みる
ホー博士は、何かに没頭して自分自身に挑戦することを提案する。時間があるときに不可能ではないが、ちょっとした挑戦になるような活動をしてみよう。活動内容は外部からの評価や報酬を求めるものではなく、ヨガのポーズに挑戦したり、編み物を習ったりなど、自分が楽しく思えて興味深いものを選ぶこと。
計画を立てて行動する
毎日計画を立てることは、「自分が何をしているのか、なぜそれをしているのかを理解する」という点で役立つとヒックス博士は説明する。そうすることで、「タスクがより有意義に感じられるようになり、毎日の目標を追求するモチベーションが高まります」。その結果、誇りと達成感が生まれ、幸せへとつながっていく。