沖縄本島中南部・北部は13日にかけても土砂災害に警戒を
沖縄テレビ
梅雨前線の影響で本島地方では昨夜からけさにかけて非常に激しい雨が降りました。 本島中南部と北部ではあすの明け方にかけて土砂災害に警戒してください。 本島地方は梅雨前線に流れ込む湿った空気の影響で大気の状態不安定な日が続いています。 降り始めから12日午後5時までに降った雨の量は粟国島で285ミリ、南城市糸数で257.5ミリとなっています。 この大雨の影響で各地で土砂災害が発生しました。 ▽神田総史記者 「土砂崩れの影響で大きな木が倒れ車のフロントガラスが割れていることが確認できます。」 12日午前3時半ごろ北谷町吉原で高さおよそ15m幅およそ6mにわたって土砂崩れが起こり倒れた木によって一時道路が通れなくなりました。 また名護市の名桜大学近くにある駐車場が崩れ車2台が巻き込まれました。 いずれもけが人はいません。 未明に発表された土砂災害警戒情報は現在は解除されていますがこれまでの大雨で地盤が緩んでいるところがありますので本島中南部と北部では今夜遅くにかけて土砂災害に注意してください。 この梅雨前線による影響は14日まで続きそうです。 本島地方では13日にかけて多い所で1時間に40ミリの激しい雨が降る見込みです。 雨雲の発達の程度によっては大雨警報や洪水警報の発表地域が広がるおそれがあります。 引き続き土砂災害に警戒し低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
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