生成AI、半導体に続く大相場テーマ「肥満症薬」関連6銘柄
生成AI、半導体関連銘柄の次に続くテーマとして「肥満症薬」が注目されている(イメージ写真:Luce /PIXTA)
アメリカ市場では昨年来、生成AI(人工知能)をテーマにGAFAMを中心に時価総額が膨らみ、次いでエヌビディア( NVDA )をはじめとして半導体関連銘柄が大相場を演じてきた。市場ではこれに続く第3のテーマとして、年初来注目されているのが「肥満症薬」である。 その主役として挙げられるのが、デンマークに本社を置くノボ・ノルディスク( NVO )と、アメリカの製薬大手、イーライリリー・アンド・カンパニー( LLY )だ。いずれも今年に入り時価総額でテスラ( TSLA )を抜いたことで話題となった。 ノボ・ノルディスクは2021年6月にいまや肥満症薬の代名詞ともいえる「ウゴービ」がFDA(アメリカ食品医薬品局)に承認され、その後急速に売り上げを伸ばしている。日本でも今年2月に発売された。世界で巻き起こっている肥満症薬ブームの立役者だ。 イーライリリーも2023年11月に肥満症薬「ゼプバウンド」が承認され、大型新薬として成長を遂げている。
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野津 滋